ヘルパーステーションおかえり|特定非営利活動法人 おかえりイメージ
ヘルパーステーションおかえり|特定非営利活動法人 おかえりイメージ
ヘルパーステーションおかえり|特定非営利活動法人 おかえりイメージ

ご寄付は
こちら

           Restart            

新たなるスタート

 
       

         

令和6年 4月1日より、ヘルパーステーション おかえりは、
一般社団法人 アンサンブルから特定非営利活動法人 おかえりへと法人を変更し、
新しいスタートをきることになりました。
令和元年に設立した一般社団法人 アンサンブルは令和6年の5月決算を持ちまして閉業し、
特定非営利活動法人おかえりに事業譲渡する運びとなります。

一般社団法人から特定非営利活動法人へと法人格変更へ至った経緯

現在、おかえりでは、通所施設や入所、放課後デイサービス等の福祉サービスから問題行動を理由に断られ、
支援につながらず、在宅で孤立している強度行動障がい者を、重度訪問介護や行動援護を利用して、
一軒家を借り、サポートする活動を行っています。
このおかえりの取り組みが福祉サービスとして定着していくためには、
組織をより公的なものにしないといけないと考えるようになりました。

強度行動障害がある人とその家族をサポートしていく中、たくさんの壁にぶつかりました。
住居、リフォームなどの住まいの問題。市町村によって福祉サービスに大差があり、
平等に福祉が利用できない地域格差の問題。施設不足、人材不足の問題、親の高齢化。などなど。

それらの課題解決の為には、社会に、行政に
これらの問題を知ってもらい、対策を考えて支援してもらうことが必要です。
おかえりが特定非営利活動法人になることで、おかえりの活動に賛同して頂ける支援者も募りやすくなり、
支援者が増えることで社会や行政に課題をアプローチもしやすくなると考えています。
重度の障がい者が普通に地域で暮らし、
孤立する家族がいなくなる社会を目指しておかえりは今後も尽力して参ります。

About us

私たちの想い

ヘルパーステーションおかえりは福岡市にある強度行動障がい者を支える訪問介護事業所です。
強度行動障害とは、重度知的障がい者で感覚の特異性やコミュニケーションの苦手さを持つがゆえに
環境に適応できず、自傷や睡眠障害、他害などが通常では考えられない頻度と形式で出現する状態を指します。
強度行動障害がある人を支えるご家庭は、親が高齢化しても問題行動があるがゆえに
入所施設やグループホームに入れずに先の見えない介護負担に苦しんでいます。
おかえりは、施設に入れない強度行動障害がある人に対して、
24時間ヘルパーを利用した1人暮らしで地域生活を実現する活動を行っています。
強度行動障害とよばれる人達はその行動だけを見るとモンスターのように思われてしまいますが、
彼らの本質は、ピュアで個性的でどこかメルヘンで愛らしいところがあります。
強度行動障害がある人とそのご家族の苦悩を知ってもらい、地域生活の理解とサポートをいただけたら幸いです。

Flow

ご利用の流れ

まずはお電話または当サイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
その後、一度ヒアリングを含めたお打合せをさせて頂きます。

メール お問い合わせはこちら
FAQ

よくあるご質問

重度訪問介護とはどのようなサービスですか?

常時介護を要する重度の障がいを持つ方が、地域で自分らしく豊かな生活を送れるようにヘルパーが24時間体制でサポートするサービスです。

入所やグループホームではなく、1人暮らしでよかったことはなんですか?

入所やグループホームだと、職員の人員配置は、障がい者数人にたいして1人であり、常時介護が必要なマンツーマンの支援を要する重度の障がい者には適切ではありません。また、共同生活ゆえのルールや共有スペースがあるので、様々な障がいの特性をもつ利用者が環境に適応できないことも多々あります。一方で、1人暮らしはご本人だけの居住になるので、特性に合った環境設定ができ、ヘルパーの利用でマンツーマンの丁寧な支援も可能になります。結果、ご本人もストレスなく生活することができ、問題行動やトラブルなども減り、安定した生活を送ることができます。

どのようにして強度行動障害がある利用者に対応していますか?

・ 毎日の支援や問題行動を記録し、支援会議の際にグラフ化して状況把握を行っています。行動の乱れや変化があったときは、記録を参考にして、時系列の行動分析で解決策をさぐりながら支援を行います。それでも状況が改善しない時には、強度行動障がい者支援の専門機関や医療と連携を図り、問題解決に望んでいます。
・ 支援者であるヘルパーは、研修や同行で利用者様の特性や支援の仕方を理解して経験を重ねて現場に入っています。熟練のヘルパーから新人のヘルパーまでいますが、全てのヘルパーは障害特性を理解し、支援に望んでいます。